(↑このアイキャッチ画像はAdobe Fireflyで生成しました。
プロンプトは「サーバー空間 擬人化された生成AIロボット 近未来」)
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皆さんこんにちは。とても久しぶりのプラカンブログです。
今回は、先日「生成AIパスポート試験」というものを受験してみましたのでそのお話を書きたいと思います。
生成AIについては、もうすっかり普及している「ChatGPT」だけでなく、仕事柄、画像生成系のAIも「いつかちゃんとやらないと」と思っていましたが、たまたま「生成AIパスポート」という資格があるということを知り、ちょうど試験の実施時期でもあったので勉強がてらに受験してみました。
生成AIに関する資格
そもそも現時点で日本において、生成AIに関する資格にはどんなものがあるのか?
をChatGPTに聞いてみたところ
日本で提供されている生成AIに関する資格には、主に以下のものがあります:
JDLA Generative AI Test:
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供するこのテストは、生成AIの活用リテラシーを習得するためのものです。生成AIの類型や特徴、ビジネス活用に必要な知識、法律や倫理、セキュリティの問題など、幅広い内容がカバーされています。この資格は、生成AIについて体系的に理解したい人や、自社や所属部署への生成AI導入の説得材料としたい人に推奨されています。生成AIパスポート:
一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が提供するこの資格は、生成AIの基礎知識や簡易的な活用スキルの習得を可視化する認定試験です。業務の効率化、新しいアイデアの創出、コンテンツ制作、リスク回避、社員教育に使用し生成AIを使える人材を増やすことなど、多岐にわたるメリットがあります。特に、GUGAは国内最大級の生成AIシンクタンクであり、業界の最前線を走っている有識者たちによって形成されています。
ということでしたので、これは今の僕にはちょうどいい!と思い「生成AIパスポート」の勉強を始めました。
生成AIパスポート試験
まずは公式テキストを購入して一通り読み、次に公認問題集を一通りやってみて試験に臨みました。試験はオンラインでPCの画面から回答していきます。60分で60問。問題は4択の中から答えを選んでいく形式なのですが、悩ましい問題もあり60分というのは意外とアッという間で、ギリギリという感じでした。
公式テキストの内容
ちなみに公式テキストにはどういう内容が書かれているのか、主要な項目を抜粋させていただくと
- AI(人工知能)
- AIの定義
- AIに知能をもたらす仕組み
→機械学習、ニューラルネットワーク、画像を学習する仕組み、過学習のことなど - AIの種類
- シンギュラリティ(技術的特異点)
→これは本当にどうなるのか、個人的にも興味半分、脅威半分です
- 生成AI
- 生成AIとは
→よく言葉として出てくる「ディープラーニング(深層学習)」「GAN(敵対的生成ネットワーク)」「Transformerモデル」のことなど - ChatGPTについて
- 生成AIとは
- 現在の生成AIの動向
- 生成AIができることと主なサービス
→テキスト生成AIだけでなく、画像生成AI、音楽生成AI、音声生成AI、動画生成AI、そしてディープフェイク技術などについても学べます
- 生成AIができることと主なサービス
- 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則
- セキュリティの問題やプライバシー・個人情報の問題、著作権の問題など
- テキスト生成AIのプロンプト制作と実例
などの内容で、勉強してみた感想としては、AIの概要・歴史・種類などから始まり、生成AIの仕組みや種類、テキスト生成AIのプロンプトの基礎・応用・注意点、プライバシーや社会との関わりなど、幅広く一通り学べますので、最初の一歩としてはとても有意義だと感じました。
試験結果
試験の合否に関しては残念ながらすぐにわかるわけではなく、後日通知されるのですが、結果は無事「合格」でした!
まだまだ勉強中ですが、新しい制作手法など使えるかもしれませんので、何かありましたらお気軽にプラカンまでご相談ください!