東京女子医科大学病院 化学療法・緩和ケア科サイト

■WEB制作のポイント

以前のサイトが構築からかなり年数が経っており、スマートフォンにも対応していなかったため、スマートフォンに対応した形でリニューアルしたいというお話があり、担当させていただきました。
ただ学内のシステム的な制約から、CMSは使えませんでしたので、CMSを使わずにお客様が更新できるように「ホームページビルダー」という簡単にホームページを作れるソフトを使って作成いたしました。

■設計・デザインのポイント

患者さん目線で構成やデザインを見直し、外来受診の案内などは病院サイトへいきなりリンクするのではなく、診療科としての説明を入れたうえで誘導するようにし、患者さんが戸惑わないようなサイト構成にいたしました。
デザイン的には、緩和ケアという性質上、温かみのある暖色系をベースにしたやさしいデザインにいたしました。

■CMSのポイント

CMSが導入できない環境でしたので、その中でどうやってお客様が簡単に更新できるかということを考え、一般向けのホームページ制作ソフトである「ホームページビルダー」を購入し、それを使って更新することを前提にした作り方にいたしました。
納品時にはホームページビルダーを使った更新マニュアルを用意し、使い方のレクチャーも実施させていただきましたので、病院の職員の方でもその後は問題なく更新いただけています。

■集客アップのポイント

病院サイトからの流入や、患者さんやその家族の方がサイトを見られることが多いことから、集客よりも、訪問してきた人が安心して治療やケアが受けられるようにということを意識いたしました。

■担当デザイナーのコメント

ホームページを更新できるようにしたいというご要望をお聞きしましたので、なるべくシンプルな構造になるように配慮いたしました。
閲覧者がご高齢の方が多いとお伺いしましたので、見やすく親しみやすい雰囲気になるように過度な装飾はせず、丸文字や暖色系を使用してデザインいたしました。

■リニューアル後の運用

2016年のリニューアル以降、定期的に内容を見直しながら、継続して運用していただいています。CMSを使えない環境であっても、一般向けのホームページ制作ソフトを使いながら更新ができるという一つの事例となっています。